ご挨拶

初めまして、禅の庵を営む浄土真宗の僧侶釋信智「左」 その妻である 実奈「右」です。

仏教では、食禅という食と向き合う禅として取り入れられています。

禅とは自身に向き合い今を感じることです。

私は仏教に志した時から食禅を取り入れ不食の道を目指し、食物以外の目に見えないエネルギーである、氣やプラーナを取り入れて生きることで精神性や霊性、感情がどの様に変化して行くのを観察してきました。

食禅を深めることで食とは、食物から頂くものと、大気中にあるエネルギー(氣)を頂く食があることを体感することができます。


氣は呼吸からと体全体から頂くことができます。目に見えないエネルギーを頂くことはそこに意識を向けることで可能になります。

その行為其の物が"今"に集中することと繋がり、今に意識を向けることは、自身に意識を向けることであり、自身に意識を向けた先に宇宙との一体感が生まれ真理が見えてきます。


食禅を深めていくと、通常では80%を食物、20%を呼吸から取り入れる氣というエネルギーに生かされている身体を逆転させることが可能になり、80%以上を氣で生きることができる様になります。

私は、不食の體を会得することができたのも、食禅を続けてきた恩恵だとおもっています。

一度その感覚を覚えると、食べていても普段の生活の中でもそこに行ける様になってきます。

感情は安定し、思考が休み、直感力が上がり、自分のとるべき行動や、進むべき道が内側から導かれます。

今(宇宙)という軸に繋がることで、物事を客観視することができ、自分ごとでありながら自分ごとではない目線で目の前の出来事や、考えを捉えることができることで、心の迷いが解けてきます。

食禅は自己観察の実践法でもあります。

食禅を生活に取り入れることで、自分の内側で起こっているすべてのでき事を、バランスのとれた心で見つめる技を学ぶことができ、外側の状況にも執着しないようになります。

禅の庵では、食禅(断食)を通して、心身の安定や、体質改善、精神性、霊性を高め、自身を見つめるお手伝いができたら幸いです。

断食中の食生活

禅の庵の断食は、サムライ食、仙人食といって、日本人にあった食生活を取り入れながら行っていきます。

サムライ食とは、江戸時代にお侍さんが心身共に整えるために食していた 玄米と味噌汁であり、日本では、「完全食」とも言われています。

仙人食はその名の通り、仙人が山で修行をしている時に食べる量である、極少の食事内容であり、具なしの味噌汁に、玄米のお粥ででる重湯を食して頂きます。

各コースの中で、準備食にサムライ食を取り入れ、
断食中には仙人食に入って頂き、回復食でサムライ食に戻っていただきます。

断食中に頂く自家栽培の素材達

玄米味噌

味噌は、昔から「味噌医者いらず」と言われ、私達日本人にとってなくてはならないものでした。

しかし、医者いらずと言われていた味噌は現代には数少ないのが現状です。

玄米で作られていた麹も白米に変わり、稲作と同様、大豆や麦も農薬や化学肥料、遺伝子組み換えによって作られた作物で作られた味噌は「医者いらず」の味噌とは程遠い味噌になってしまっています。

禅の庵で使う味噌は昔ながらの製法で育まれ原料にもこだわって作っていて、日本人がこよなく愛した「医者いらず」の本物の味噌になっています。

麹で使われている玄米は、私達が月の巡りにて育んだ農薬や化学肥料や、肥料さえも使用せずに栽培された玄米を麹として使い

同じく自然農法で育まれた大豆と沖縄産の天然塩を使って、創業150年の芝山麹屋さんで作られた玄米味噌を使用致します。

昔の日本人が医者いらずとして食べていた、本物の味噌で心身を整えていきます。

天然塩

沖縄の天然塩シーマース

塩にもこだわりを持っています。

美しい沖縄の海から生まれる「塩」こそ
「食」の根源であるという信念のもと
昭和48年に、いち早く沖縄県内の
塩製造メーカーとして出発。
沖縄の製塩業を復活させた
パイオニアとしての誇りを胸に
安心・安全で皆様に喜んでいただける
商品作りを続けています。

精製されることなく、天然のミネラルを豊富に含んだ塩は美味しい玄米のお供となって体を健康体へと導いてくれます。

「塩」とは土から生まれた人が口にして皿となると書きます。雨が降り土の栄養を豊富に含んだ水分が海に流れ上質の塩を作り、それを食べることにより血液となり体全体に栄養を届ける役割を補うのです。

塩分は控えなさいと言うのは、塩化ナトリウム99%の化学塩のことです。科学精製された塩は純度が高まり、ミネラルを失った塩になっている為、体に負担が掛かってしまいます。

ミネラルをバランス良く摂取できる天然塩は、血圧を上がりにくくすると言われています。 これらのミネラルの中でも、高血圧の改善の鍵がマグネシウムです。

マグネシウムには血管のポンプ機能を助ける作用があるので、摂取すれば血圧は下がるといわれています。


天然の職人さんが作り出す塩は血液の源です。
是非この美味し塩を体に入れて、血液をサラサラにしてあげて下さい。

玄米醤油麹


玄米醤油麹は、自然農法の玄米を使って出雲の有機醤油と合わせて作り1年間、熟成させた月麹を使用しています。

醤油の原料となる大豆や麦も無農薬で育まれた厳選された材料から作られた醤油になっています。

本物の醤油は奥深さと香りがちがいます。

昔ながらの木樽で丁重に作られた醤油に玄米麹が加わり最高の健康を作る調味料となりました。

醤油玄米麹が醸し出す奥深い味わいを玄米と共に食して頂くことにより、体と味覚が喜び、体のバランスを整えてくれます。

梅干し


梅干しは、日本人がこよなく愛するご飯のお供であり、健康に力強く日々を送るには欠かせない食べ物です。

良く昔は風邪をひいたら梅干しを食べなさいといわれました。

綺麗な湧き水が流れる奥深い山、私達が管理する
棚田で育まれた農薬不使用の小梅に天然塩で作った自然梅をご堪能下さい。

御神水

水は名水百選にも選ばれている、千葉県富津市の志駒不動尊の御神水
100年以上枯れたことが無い軟性の天然水です。

私達の体内の60%が水分でできています。
水は私達にとって大変重要な役割を果たしていることがわかります。

現代の生活の中では塩素で消毒された水道水しかありません。

これは生きていない水とも言えるでしょう。


又、ペットボトルの飲料水には微生物が生きていないことや、マイクロプラスチックが入っています。

水と同様私達の体内には数百万と言う微生物達と共に暮らしています。この微生物達の働きによって、食べた物を消化したり、排出したりと共存しているのです。

生きている水には元気な微生物達がいっぱい住んでいます。その微生物達を体内に取り込むことによって体が潤って来ます。

ペットボトルの天然水も入れる前に大量のフィルターに通して微生物を排除しないと許可がおりません。

これは水ではなく精製水といえます。

禅の庵で飲んで頂く水や料理に使う水は不動尊の麓から湧き出る潤いのある生きている水です。

この湧き水は標高215mの水室山(みむろやま)の麓より湧きでており、215mの自然の濾過装置を通った湧水です。また、湧水の中でも珍しいミネラルを含んだ鉱泉水でもあり、飲むだけでミネラルを摂取できるのも特徴です。

読んで字の如く、この山は水の室(水源)として古くから親しまれており、地域の土地を潤し、生活の基盤として人々の生活を支え続けてきたエネルギーたっぷりの水です。

この豊富な生命力の溢れる水を玄米を炊く時味噌汁、琵琶の葉茶を入れるときにも使って頂き体の潤いを取り戻していきます。

日々の禅体験

朝のお勤めから始まり毎日禅会、坐禅とお経を開催致しています。

禅会は参加自由になっており、朝のお勤めは自身のお部屋の掃除になっております。

禅を通して自身と向かい合い、今この瞬間を感じられることで、日々の迷いが解けてくるでしょう。

禅会のあとは、個人相談なでもお受けしております。

プラン内容 1日の流れ

禅の庵では、3日間、7日間の食禅コースをご用意しております。

食禅断食を経験してみたい方にオススメ
2泊3日 3日間のお試しコース
1日目 サムライ食(準備食)
2日目 仙人食(断食)
3日目 サムライ食(回復食)


しっかりと食禅断食をして

心身共に整えたい方
6泊7日 7日間集中コース
1日目 サムライ食(準備食)
2日目 サムライ食(準備食)
3日目 仙人食(断食)
4日目 仙人食(断食)
5日目 仙人食(断食)
6日目 サムライ食(回復食)
7日目 サムライ食(回復食)

1日の流れ

6時起床 朝のお勤め(掃除)

7時 坐禅.お経(自由参加)

8時 食事

9時から15時 

自由時間になっています。

庵は自然に囲まれていますので、お散歩などご自由に自然を堪能して下さい。

16時坐禅(自由参加)

17時夕食

自由時間のあと

20時消灯

ご質問、お問い合わせはDM又はメール
 [email protected]
までお問い合わせ下さい。

宜しくお願い致します。
南無阿弥陀仏🙏